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2003年3月
筑前いいづか 雛のまつり
いいづか雛まつり 2003年2月15日(土)〜2003年3月9日(日)
開催場所:商店街を中心とした飯塚市街地全域

メイン会場 飯塚コミュニティーセンター
特別公開 麻生「大浦荘」3月1日〜3月9日
千鳥屋総本店 2月15日〜3月9日
ひいなあそび…。
なんともやわらかい響きのする言葉ですが、「ひいな」とは「小さくてかわいいもの」と言う意味で、平安朝の頃は広く人形のことを指していたようです。
〜もろともにひいな遊びし給う〜
と源氏物語にも残されているように、とおく平安の世から人形遊びは親しまれて来たのです。そもそも雛まつりとは、ひとがた(人形)に汚れや災いを託してお祓いをする古代の「上巳の節句」が始まりとされ、平安時代に「ひいなあそび」とひとつになった言われます。
お雛さまは単なる人形ではなく、幼な子のお守りであり、雅やかでやさしい面影には、そんな人の世の幸せへの祈りが脈々といきづいているのでしょう。

さて、今年も盛大に行われている「筑前いいづか 雛(ひいな)のまつり」。
母から娘へ、娘からその子へと受け継がれる様に「縁(えにし)」を覚えながら、展示場に足を運びました。まつりは幾つかの展示場に分かれ、「伊藤伝右衛門と白蓮展」から、千鳥屋総本店に保存されているもの、現代的にアレンジされたものまで展示され、沢山の方々で賑わっていました。
散策の方法としては、小さな地図とパンフレットを頂いたので、スムーズにまわることができました。また、ひとつひとつスタンプを押していく為、特に迷うことなくまわることが出来ました。歩きつかれたら、お抹茶で一服し、次の会場へ向かいました。
どの展示場もそれぞれの趣があり、その表情やお召し物を見ては、美しく、優しく…、そして何よりもすこやかに育ってほしい…という女の子に寄せる思いが感じられました。
展示場の中でも千鳥屋総本店は通常は公開されておらず、なかなかお目にかかれないと思い、散策のトリとしてお伺いさせて頂きました。

徳川時代、千鳥屋は当時の日本唯一の貿易港である長崎に上陸したばかりの南蛮菓子にいち早く注目し、その製法を学んだそうです。
飯塚との関係は大正14年迄さかのぼり、創業時の店は飯塚で人目につく一番良い場所に建てた2階建てのかなり大きな家で、2階には大きな看板を掲げ、入口には西洋のウェイターを模した看板が立ってあったそうです。おそらく当時のままだと思いますが。
特に味にうるさく、出費を惜しまない味覚の秀でた筑豊人に千鳥饅頭は飯塚名物としてすぐさま受け入れられ、饅頭の製造が追いつかず、店にはいつもお客で門前市が立つほどだったそうです。

そのような豆知識に加え、小さな頃から関心があったためか、雛だけでなく天井まで眺めてしまいました。床の間を繋ぐ廊下は歴史と共に付された艶があり、平らでは無いガラス戸から当時の水道を眺め、様々な残像が想像の中に浮かんでくるのが分かりました。
また、襖の引手が千鳥の形をしており、総代に面会する際は千鳥の引手を引いて・・・、といったおかしな想像に遊びました。

少しよれたシャツを纏い、カメラと地図を片手に持ち、お昼過ぎから出かけた日曜日はあれよという間に過ぎ去りました。
古いものは古いものとして、その表現があり、その温もりがあり、やさしさを感じさせるものだと改めて感じ、新しいものもまた古くなってゆくのだと、そんな当たり前の事を思いながら、「縁(えにし)」の尊さに触れることができた「雛のまつり」でした。

筑前いいづか 雛(ひいな)のまつり
開催時期 : 毎年2月中旬から3月中旬
お問い合わせ : 筑前いいづか雛のまつり実行委員会
電話:0948-22-1007
FAX:0948-22-0007





数多くの雛人形の展示。



白蓮さんゆかりの品々。



白蓮さんです。おきれいな方です。



白蓮の書。字もおきれいな方です。



飯塚が誇る銘菓、千鳥屋本店。



床の間を繋ぐ廊下。窓は平らなガラスではありません。



襖の引き手が千鳥の形です。




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